「手間」のデザインメソッド ―現代社会における手間の意義と創造的手間の生成アプローチ―
ロ テンセキ
石川ゼミ
B2-1
本研究は、効率化が急激に進む現代社会において、人間があえて手間をかける行動の原因と意義を探究する。実践調査および質的分析を通じて、手間の「重ね合わせ(superposition)」構造を解明し、手間をかける行為に伴う想定外の自己の意味形成を「創造的手間」という現象として考察する。また、天然表現・天然知能に基づく創造論を取り入れ、手間に内在する二項対立を質的スペクトルとして記述し、「創造的手間」のデザイン方法を提案する。さらに、アート表現を通じた実践的な展開も行う。